2008年5月26日富良野・旭川

札幌から稚内行きの特急に乗り、滝川で釧路行きの普通列車に乗り換え。
途中の芦別は観光地らしい。
のどかな光景が続く。
意外と田園が多く、丁度田植えの最中。
もし北海道がロシア領だったら景色は全く違っただろう。
冬になれば道が分からなくなるほど雪が積もるこの地でこれだけ稲作が行われていることに、日本人の主食に対する執念を感じる。
富良野で下車。
「春ちゃん寿司」という寿司屋で昼食。

タイトルはチーズちらしだったか。
酢メシの上に、小さく切った牛刺し、鮪、鮭など。
その上にチーズ。
これを混ぜて食べる。
まずチーズが美味い!
牛乳に近い、清らかな味がする。
牛刺しのレベルもかなり高い。
ここの名産らしい。
そして、これらが混ざり合った時のハーモニーがすばらしい。



中富良野駅下車。
列車は2時間に1本ぐらいしかない。
もちろん単線で一両編成。


駅からファーム富田まで徒歩20分ほど。
のどかな景色に心が休まる。
確か見えているのが前富良野岳、その左手山頂が隠れているのが富良野岳のはずだが、手持ちの地図には十勝岳しか載っていない。



ファーム富田に到着。
シーズン前でそれほど花が咲いていないのが残念だが、お店などが充実していて結構楽しめた。
シーズンでもなく平日なのに、観光バスが続々と到着する。
中国人、欧米人なども多い。



ラベンダーアイスはどんな味がするのか不安だったのでメロンアイスを食べた。
チーズケーキもとても美味しい。












ビニールハウスでは一足早くラベンダーの花が満開。
香水の製作過程を見せる施設もあった。



旭川に移動。
雨がひどい。
「田子兵衛」という居酒屋に入る。

北海道でも珍しいという「エゾバフン塩水生うに」。
ウニはそのままだと溶けてしまうので通常は薬品に漬けて固めてある。
普段食べるウニが薬品の味がするのはそのためだ。
これがウニの味だと思い込んで嫌いな人も多いのではないか。
実は元の海水に近い成分の水につけることで数日間保存することができる。
この方法だと、ウニが元の美味しさのまま食べられる。
最初は清らかな味、そして後からとろっとした旨みが官能を刺激する。



生ずわいがに刺身。
あまりの美味しさにとろけそう。
もうその辺の蟹は食べられない。



ホタテのジンギスカン風だったかな?



締めは蟹、蟹味噌、いくらのどんぶり。
蟹味噌が笑ってしまうほど美味い。
どうしてその辺の回転寿司屋の蟹味噌はあんなにまずいのか。
まずい蟹味噌を食べるぐらいなら、食べない方がまし。
時々こうやっていいものを食べればいい。



最後に25日夜に撮影した札幌の夜景をどうぞ。
札幌駅で、右がJRタワーです。