2008年1月13日谷川真理ハーフマラソン



3039
高尾 哲也
ハーフ男女総合
GOAL: 1:36:52実
ネットタイム: 1:35:30
972位/6136人中
上位15.8%の位置

やったー!
自己記録更新!
おめでとう!パチパチパチ!
非常にうれしい。
最近はフルマラソンで35kmの壁に阻まれてがっかりすることが多かったが、ハーフに壁はない。
好きなだけ思いっきり速く走れる。
やはり正月休みに毎日前田山で坂道トレーニングした結果だろう。
自分でも思ってもみなかった力が出た。
3日前まで雨の予報。
寒い季節、雨が降ると非常に厳しい。
昨年の東京マラソンがそうだった。
雨さえ降らなければどんなによかったことか。
しかもタイムに相当の悪影響が出て、自己記録更新どころではない。
近い時期に複数の大会にエントリーして、あまり天気が悪いようだと避けた方がいいのかも知れない。
しかし私は日曜日に仕事があることが多く、特にフルマラソンは数が少ないためなかなか選ぶほど日程が空いていない。
2日前は曇りの予報、前日は晴れの予報。
結局午前中は曇りだった。
気温は低い。
ダウンジャケットを着ていてもぶるぶる震えるほどだ。
気温が低いのはまあいい。
それなりに着込めばいい。
問題は風。
終了後のイベントで何人ものタレントや出場選手が言っていたが、あまりにも風が強く想定タイムより大分遅くなってしまったそうだ。
特にかわいそうだったのが女子。
今回男子は荒川上流、女子は荒川下流に向けて2つのコースを別々に走った。
猛烈な、時に吹き飛ばされるような北風。
女子は前半追い風、後半向かい風。
疲れたところでの向かい風はきつかっただろう。
男子は幸運なことに前半向かい風後半追い風。
しかし強烈な向かい風だった。
こんな風で自己記録更新なんてできるか!と思った。
時々横に数十センチ吹き飛ばされた。
前半は1km4分42秒平均ぐらい。
ハーフにしては大したことないが仕方ない、これが実力だと諦めていた。
しかし後半の追い風が素晴らしかった。
後半は平均1km4分17秒ぐらいか。
こんな練習したことない。
心拍数は前半も後半も変わらず平均162bpmぐらい。
こんな心拍数を21kmも維持する練習なんてしたことないのだが、やればできるのだなあと感心した。
今回特筆すべきはラスト1km3分57秒!
何とハーフマラソンで3分台のラストスパートができた。
こんなことは初めてだ。
逆に言うと余力がありすぎた。
もう少し前半から飛ばしてもいい。
マラソンとハーフマラソンは全く別の競技だ。
マラソンはとにかく抑えてゆっくり走らないと痛い目に遭う。
ペース配分が非常に重要だ。
逆にハーフマラソンは最初から飛ばさないと力を出し切ることができない。
楽すぎて、帰りの階段は二段飛ばしだし、夕方走ろうかと思うほど。
もう少し追い込んでもよかった。
間違いなく1時間35分は切れる。
そして今回ぐらいの力があれば、3時間27分のフルマラソン自己記録は更新できる。
あの時のハーフ通過が1時間39分。
そのままのペースで行けば3時間18分でゴールできるはずだ。
しかしあの時は後半足が痛くなり、かなり失速した。
11月のつくばマラソンは練習方法を失敗した。
マラソンでも速く走る練習は必要だ。
それをやらなければ自己記録更新などできない。
それが今回分かった。
スピード練習や坂道トレーニングとLSDを両方やらなければならないのだ。
今年上半期にこれからフルマラソンを2回走る予定だ。
できればどちらかで自己記録を更新したい!

赤羽は近くていい。
朝5時40分起床。
寒いが雨が降らなくてよかった。
赤羽駅でトイレに寄ろうと思ったら長蛇の列。
途中のコンビニはどうかと思ったが皆考えることは同じ。
参加ランナー1万人以上。
徒歩15分と書いてあったのだが、なかなか前に進めない。
会場に着いたのが8時30分過ぎ。
この時間、トイレはガラガラ。
受付を済ませて着替えるのだが、更衣室が狭すぎるし、グラウンドにテントを張っただけで地面がぬかるんでいる。
更衣室はもっと必要だし、地面には何か敷いて欲しい。
新聞か何か持って行くのも手だろう。
更衣室は風がなく暖かいのだが、外に出ると風が強く猛烈に寒い。
がたがた震える。
9時過ぎるとトイレは長蛇の列。
ようやく済ませて荷物を預けようとするとここも大混雑。
まあこれぐらいは仕方ないか。
結局ストレッチしたぐらいで、アップもできないままスタート。
しかし思ったよりもすぐに体が順応してくれた。
冬用の裏地のあるウィンドブレーカーにロングタイツ(CW−Xプロモデル)、薄手のランニング用手袋。
前半は強烈な向かい風で汗をほとんどかかなかった。
後半は追い風でやや暑くなり一時手袋を脱いだが、再び寒くなり着用。
谷川真理さんは女子のコースを走ったのだが、その後男子のコースに現れハイタッチしてくれた。
ゴール後着替えてステージに行ったらもう喋っていた。
さっき男子のコースを逆走していたはずだが。
この人はやっぱり凄い。

ゴールするランナーたち。


前列谷川真理、猫、後列はホスト、駆け出しアイドル。
駆け出しアイドル達は、こんなところで営業しても、ランナーたちが彼女達を知るはずもないし、興味もない。
サイン入りのチャリティオークションでは安い値段しかつかずかわいそうだった。
ちなみに猫は俊足ランナーということで知られているが、今回のタイムは私より少し遅かった。
もっと短距離が向いているのだろうか。



リサ・ステッグマイヤーさん。
今ブログを見たが、スイミングもやっているしあちこちのマラソン大会にも出ているし、かなり活発な方のようだ。
谷川真理さんにしても、リサ・ステッグマイヤーさんにしても、表情や存在感が後列の駆け出しタレントと比べるとまるで違う。
その他大勢の中にいても、この子誰?と思わせるような存在感がないと生き残るのは難しいのだろう。



アントニオ小猪木他お笑いの皆さんはさすがに盛り上げるのが上手い。
彼が慎重158cmということは、猫は一体何センチ?



ハーフマラソンに3時間5分かかった松村がチャリティーオークション後半にようやく現れた。
走っている姿を見たが、あんな体重で死にそうな顔をして走るのはやめた方がいい。
医者に5年以内に死ぬと言われて走り始めたそうだが、これではランニング中に死にかねないし膝も痛めるだろう。
まず食事制限とウォーキング、そこから徐々にランニングに移行した方がいい。
ただしタレントとしてはさすがに面白い。



チャリティーオークションは競う人が少ないため、サインが欲しい人には穴場だ。
みんな風が強くて寒く、長居する気にならなかったのだろう。
さらにその後の抽選会は、ヨロンマラソンとホノルルマラソンが当たるというのに抽選券だけ入れて先に帰ってしまった人多数。
今回ハーフマラソンに出場した男子は7249名、女子は1806名。
ヨロンマラソンは女子2名、ホノルルは男子2名、女子2名に当たる。
ということは、女性の皆さんは当たる可能性が結構高い。
抽選会の後、ランニングの解説をしていてなかなかよかったのだが、寒さと空腹に耐え切れず帰路についた。

今回走ったコースは、自転車で何度も走った荒川サイクリングコースである。
男子の折り返しは何と、自宅から黒目川沿いを走って荒川に到達したところにある巨大な水門付近。
この水門はいつも目印として利用している。
途中、小さい○がたくさんついたプラスチックの敷物の上に砂利が撒かれていて、そうそう、ここは自転車だと滑りやすくて危ないんだと思いながら走った。
食べるところを探しながら赤羽駅に向かって歩いていると、商店街入り口に見覚えのある中華が。
ここは去年自転車で来たところだ!
ご飯もおかずも量が多く、美味しく、お得な店だ。
また自転車で来てみたい。