2007年10月5日弓削島

朝7時に実家を出て琴平電鉄長尾線で高松へ、高松からはマリンライナーで岡山に移動。
岡山から新幹線で福山、福山から山陽本線で尾道。
尾道港から船で弓削島へ。
70人乗りの小さな船である。
弓削島の中学校で演奏。
こういう僻地の子供達にはひたむきさがある。
懸命に歌う姿に感動した。
この子達とは二度と会わない可能性が高い。
一期一会の旅が続く。

楽器紹介の時、打楽器の席で出番を待っていると、体育館の床の下から波の音が聴こえた。
これには驚いた。
向こうはすぐ山。
土地が狭いせいだろう、砂浜に石で土台を作り、その上にコンクリートの柱を立て、体育館を建てている。

これは帰りの船から見た体育館。



本来もっと遅い時刻の定期便に乗る予定だったが、数十人もいるのでチャーターを出すことになった。
写真手前は駐車スペース。
扉の奥に20人分ぐらいの座席がある。


行きは外に出られず、窓ガラスも汚れていて写真を撮れなかった。
こういう小型船をチャーターして移動する機会は滅多にない。
みんな珍しがって外に出る。
海風が気持ちいい。

この船、やたらと速い。
白い波が大きく立つ。
まるで軽トラックの荷台に立ったまま高速道路を走っているかのようだ。
強い風で体が揺れる。



オレンジ色の派手な船。
向こうは向島大橋か?



橋を下から撮る。


この船の船長、島にぶつかりそうになるぎりぎりになってから舵を切る。
みんなが「ぶつかるー!」と叫ぶと笑っていた。

尾道に到着。
楽しく刺激的な船旅であった。