2007年6月30日絵下山

自転車で絵下山に行ってきた。
天気予報は晴れ、予想最高気温32度。
こんな暑い日に昼間運動すべきなのかどうか。

矢野駅の少し手前から矢野安浦線に入る。
熊野に向かう道なのだが、これが細くて交通量が多く、トラックも走っていて、危険だし排気ガスも不快だし、もう二度と走りたくない。
しかも延々と上りが続き、かなり心拍数を上げて、大量の酸素を消費しながら早足程度のスピードしか出ない。
車も道が狭く、対向車線にも車がつかえていて追い越しにくそうだ。
広島熊野道路をくぐって割りとすぐに右折。
呉平谷線という道路だそうな。
大分車が少なくなる。
しばらく登ってから右折。
これが絵下山に向かう道路。
ようやく車がほとんどいなくなる。
串掛林道という道があるが、これは山越えの道で、山に登る前にもう一つ山を登るというのもどうか。
暑さと車の多さ、上り坂ですでに疲れている。
今日は諦めて引き返そうかと思ったが、休みながら登ればきっと登れると気を取り直す。

登山道入り口の案内図。


勾配がきつく、何度も休憩しながら登る。
心拍数が160を超えたりしたが、なるべく150になる前に休憩して100ぐらいまで落とすということを繰り返しているうちに楽になってきた。
ものすごい汗だ。
スポーツドリンクを大量に飲む。
ただ、山頂への道になってからは、車による緊張感やストレスはなく、高度を上げるに従って気温も下がり、斜面や木々によって道のほとんどは日陰で、休憩の度緑と小鳥の鳴き声に癒され、徐々に気分がよくなってきった。

これは山頂近くの案内図。


ようやく山頂に到着。
瀬戸内海が一望できる素晴らしい眺めのはずなのだが、今日は残念ながら靄がかかっていてあまり眺めはよくなかった。


山頂の休憩所でお弁当を食べてしばしくつろぐ。
じっとしていると寒いぐらいだ。

巨大なテレビ塔が3本。
これはそのうちの1本。


実は手袋を忘れた。
登りはあまり必要性を感じなかったが、下りでスピードが出た時、道路の凸凹による衝撃を受けて初めて必要性を痛感した。
手袋は地面からの衝撃を吸収するために必要なのだ。

下りはあまりにもあっという間。
登りの苦労は一体何だったのか。
矢野安浦線も、車とあまり変わらないスピードで、時間も短く、心拍数も低く、快適であった。

私は排気ガスは嫌いだし、危険も避けたい。
そうなると、自転車で走れる道は非常に限られる。
自宅近くに夢のような林道があるのは幸運であったが、しばらくはその道を走るだけになりそうだ。
埼玉の自宅にも自転車をとも思うのだが、果たして安全に排気ガスを吸わずに走れる道があるのかどうか。