2006年10月22日ヒロシマMIKANマラソン

午前5時起床。
広島駅から比治山経由広島港行きに乗車。
この電車は乗り心地もあまりよくないし、30分以上かかるので疲れる。
広島港から高速艇で江田島へ。
所要時間25分。
まるで高速道路をバスで移動しているかのように高速で快適である。
港からは送迎バスで10分。
瀬戸内の景色が美しい。
とっても年上の生徒さんから電話をいただく。
受付前で探したのだが見当たらない。
仕方がないので着替えていたら、運よく出会えた。
この方は携帯を持っていないので、こういう人が多いところでは結局会えなかったということもあり得る。
いつも一人で大会に出ているので、知り合いと一緒に走れるというのはうれしい。
ただしこの方は10kmの部に出場するので、スタートは私よりも15分後である。

会場にて。
知り合いがいると、写真を撮ってもらえるというのもとても助かる。


帰りのバスから撮影。
レースでも同じコースを、同じ景色を見ながら走った。


これも帰りのバスで撮影。
アップダウンの激しいコースだが、瀬戸内の眺めは本当にすばらしい。


帰りに港にて。


<日焼け止め>
最も強い日焼け止めを全身にたっぷり塗る。
そのおかげであまり日焼けは感じられなかった。

<シューズ>
今回ハーフなのでレーサー2も考えたのだが、結局準備不足のためいつも練習で履いているカタナケージ2にした。
これは結果的に正解であった。
このケージ2でも序盤オーバーペースになった。
これがレーサー2ならもっとひどいことになっていただろう。

<カーボショッツ>
カーボショッツを2時間半前に1本、1時間半前に1本、30分前に1本、レース中10km過ぎで1本、合計4本飲んだ。
レース中、飲んだ後はやはり力が出る。
カーボショッツのおかげで、これまで一度もエネルギー切れを起こしたことがない。

<肝臓?腹筋?>
自分の実力に対してペースが速いと、いつも右わき腹上部の肝臓付近が痛くなる。
今回もスタート直後が速すぎ、3kmあたりからしばらくこの部分が傷んだ。
レース中触ってみたが、何が痛いのか分からない。
肝臓は痛みを感じないというから、腹筋という可能性もある。
というのは、レース終盤で腹筋上部中央あたりが痛み出したのだ。
通常の腹筋ではなく、上部を集中的に鍛える筋トレをすれば、この痛みはひょっとすると消えるかも知れない。

0〜1km 4分9秒
1〜2km 4分16秒
2〜3km 4分29秒
3〜4km 4分44秒
4〜5km 5分5秒
5〜6km 5分2秒
6〜7km 4分27秒
7〜8km 4分42秒
8〜9km 4分46秒
9〜10km 4分51秒
10km〜12.0975km 9分36秒 以下0.0795kmを省略
12〜13km 4分51秒
13〜14km 4分47秒
14〜15km 5分19秒
15〜16km 5分20秒
16〜17km 4分57秒
17〜18km 5分4秒
18〜19km 5分27秒
19〜20km 5分18秒
20〜21km 5分5秒
トータル 1時間42分24秒

ハーフなので最初からある程度のスピードが必要だと思っていた。
スタート直後、周りが飛ばすのでそれに合わせていたら速すぎた。
これは自殺行為である。
<教訓>ハーフマラソンでも最初はゆっくりから走るべし
3km過ぎから右わき腹上部肝臓付近が痛み出す。
ここはオーバーペースの時に痛む個所である。
このレース、もう駄目かと思った。
しばらく苦しかったが徐々に回復し、6kmからは完全にいい状態に戻った。
6kmから折り返しまでにもう一つきついアップダウンがあったはずだが、それがあまり記録に影響していない。
アップダウンよりも実力やペース配分が問題のようだ。
私は過去の教訓から、上りは頑張らないことにしている。
その疲れが後で影響してくるのだ。
その代わり、下りには転げ落ち走法という独特の走法があり、非常に細かく速いピッチ走法で重力を有効利用しながら落ちるように進む。
上りで抜かれても、下りで必ず抜き返せる。
だから上りで慌てることはない。
14kmから急にタイムが落ちているが、この辺から腹筋上部が痛み出し、ペースを落とさざるを得なかった。
この腹筋上部はその後試してみたところ、頭だけを上下する腹筋運動が効果的だと分かった。
これからは筋トレの必須メニューにしよう。
ついでに右わき腹上部肝臓付近の痛みも腹筋の痛みでありトレーニングによって解決できればいいのだが、まだ確信を持てない。
17kmで余裕が出てきて加速すると、また腹筋上部が痛み出す。
仕方がないので、できるだけ上下動や着地の衝撃がないように気をつけて、早歩きとの中間のような走法で走る。
さすがにハーフなので余力があり、最後はダッシュして格好良く終えることができた。
1km平均約4分50秒。
ハーフがこれだとフルマラソンは1km5分0秒ぐらいになってしまう。
フルマラソンの目標は3時間半を切ることだが、5分0秒では30分を過ぎてしまう。
11月のつくばまで日がない。
今から30分を切るようなトレーニングは無理かも知れないが、できるだけやってみよう。

<練習>
もちろん帰ってから楽器の練習はしましたよ。
フルマラソン後もいつもしています。

<スピード練習>
今回は距離の練習ばかりでスピード練習が足りなかった。
ハーフに出場するのならスピード練習も重要だ。
毎日休まずに走ったため疲労で速く走れなかったが、1日休んででもスピード練習をすべきだ。
逆に毎日距離を重ねることができたために、足はハーフということもあり全く大丈夫だった。
今後は腹筋、それも上部や右わき腹付近を重点的に鍛える必要がある。

<アフターバーンエフェクト>
夜になっても体が発熱していて、気温は低いのに汗が出る。
運動した後も、運動の強度によって体が発熱するこの現象をアフターバーンエフェクトといい、この状態の時もかなりのカロリーを消費している。

<汗>
暑かった。
帽子のつばの先まで汗でびしょ濡れ。
ただ、風があり、後半は若干曇り気味だったため、覚悟したほどではなかった。
レース中はもちろんできるだけたくさん水分補給するようにしている。
終わってから合計2リットルほど水分を摂ったが、何時間もトイレに行く気にならなかった。
やはりかなり水分が蒸発してしまっていたようだ。